アイラインを引いて目をはっきり見せたいな!とは思うものの、目尻の終わり方に迷ってしまいませんか?
「どうしたい?」といわれても、違いもよくわからないし・・・
自己流でおかしなことになっていないか・・・
目尻は細部でありながらも、多くの方が不安に感じられる部分です。
今回は印象のちがいを踏まえながら<目尻のアイラインの引き方>を4つご紹介していきますね!
1、目尻のアイラインによる印象の違い
-1.切れ長ライン
自然に横にアイラインを伸ばすと切れ長ですっきりとした印象になります
-2.上昇ライン
下まぶたの延長でアイラインの角度を上げるとつり目でシャープな印象になります
-3.下降ライン
上まぶたの延長でアイラインの角度を下げると垂れ目に穏やかな印象になります
-4.あえて止める
あえて目尻を今ある目のままに止めると、目の高さが強調され可愛らしい丸い目になります。
2、アイラインを引くときに用意するもの4選
-1.リキッドアイライナー
今回は上まぶたをはっきりと着色するリキッドアイライナー、下まぶたを柔らかく発色するペンシルアイライナーと使い分けて使用します。
今回使用しているアイテムはこちらです。
■EXCEL スキニーリッチアイライナー RL01ブラック (1,300円+税)
目尻をひくには、筆先が柔らかすぎず、狙って引きやすいアイライナーがおススメです。
-2.ペンシルアイライナー
今回下まぶたに使用しているペンシルアイライナーはこちらです。
■LANAREY プリズムペンシルアイライナー 02ブラウン (1,600円+税)
下まぶたを引くには芯が柔らかく、力を入れずに着色するペンシルアイライナーがおススメです。
-3.鏡
近くを確認できるメイク用の鏡。アイメイクであっても、顔全体がうつる鏡をご用意ください。
■ロングタイプの鏡(高さ37㎝)
私のサロンで愛用の鏡はコチラです。高さが37㎝ありほぼ垂直に立つため、実際に人から見られる顔を再現することができるため、より正確なメイクが可能です。
真実の肌色が見える、特許取得されているナピュアミラーシリーズの特大折り畳みタイプです。
-4.鏡をおく台
上記の鏡を机の上に置いた時に位置が低く、斜め上から見下ろすようになる場合は、鏡の下に台を置いて、できるだけ目線が平行になる環境をつくりましょう。
3、目尻のアイライン4つの引き方をご紹介
ー1 切れ長にすっきり、目を横に大きく見せたい時の目尻の引き方
①引く方向(本当の目尻の真横に設定)を決める
※引っ張りません(写真ではわかりやすいように爪の中央に目印をつけています。ここへ向かって引きます)
②リキッドアイライナーを顔に対して垂直に持ち、目尻の端から①へ向かって短い線を書くように進む
③少し進んだら、進んだ先をスタート地点にしてどんどん進んでいく。(また根元に戻らない)
④引いたラインと元の目の間の段差を埋める
⑤③で延長したラインの端(作った目尻)と実際の目尻の真ん中にペンシルラインを当てて、黒目の外側の真下のまつ毛に向かって軽い力で引っ張る
ー2つり目でシャープな印象を作りたい時の目尻の引き方
①引く方向(下まぶたの延長線上に設定)を決める
※引っ張りません(写真ではわかりやすいように爪の中央に目印をつけています。ここへ向かって引きます)
②リキッドアイライナーを顔に対して斜め45度くらいに立てて持ち(アイライナーのお尻が行く方向へ向くように)、目尻の端から①へ向かって短い線を書くように進む
③1回で引けない場合は、進んだ先をスタート地点にしてどんどん進んでいく。(また根元に戻らない)
④引いたラインと元の目の間の段差を埋める
※つり目を強調したい場合は、下まぶたやや粘膜寄りに目尻から1/4だけ細くラインを引く
ー3 垂れ目で穏やかな印象を作りたい時の目尻の引き方
①引く方向(上まぶたの延長線上に設定)を決める
※引っ張りません(写真ではわかりやすいように爪の中央に目印をつけています。ここへ向かって引きます)
②リキッドアイライナーを顔に対して斜め45度くらいに倒して持ち(アイライナーのお尻が行く方向へ向くように)、目尻の端から①へ向かって短い線を書くように進む
③1回で引けない場合は、進んだ先をスタート地点にしてどんどん進んでいく。(また根元に戻らない)
④③で延長したラインの端(作った目尻)と実際の目尻の真ん中にペンシルラインを当てて、黒目の外側の真下のまつ毛に向かって軽い力で引っ張る
ー4サイズを変えず目の高さをだしてはっきりと見せたい時の目尻の引き方
①反対の手の中指と薬指で目尻を上下に開く
②リキッドアイライナーを顔に対して垂直に立てて、上まぶた下まぶたの間(まつ毛がは生えないところ)を点を打つように埋める
③下まぶた目尻1/4のまつ毛の隙間を軽い力で引っ張って埋める(上まぶたの濃さとの調整のため)
4、目尻にアイラインを上手く引く時にやらない方がいいこと5つ
-1.目を閉じたままひく
実際の目の範囲は目を閉じておくと引きやすいのですが
目尻を引く時は目を開いて、向かう方向を必ず確認してから引き始めることをおすすめします。
上でやっていたように反対の指を目印としておくと便利です。
この時、まぶたは無理に引っ張りません。
方向が決まったら、本当の目尻(点1)と向かいたい方向(点2)の2点の間を繋ぐ直線を短い線でつなぐように、アイライナーを動かしましょう。
一度方向が決まってしまえば、目を閉じても構いません。
-2.一筆で引こうとしている
「目尻にアイラインをひく」となると、どうしても頭の中でこのラインを想像してしまいますよね。
それをアイラインでそのまま表現するとお習字の払いの様に一発で決めなきゃ!と思ってしまうんですが、それが失敗の原因。
アイラインは短い線を繋いで書いて大丈夫です!何度でも継ぎ足せます。
一度引いてみて距離が足りなければ、その続きからスタートするようにしてくださいね。
-3.アイホールからはみ出す
どこまでアイラインを引いたらいいのか?問題。アイラインをひいても自然に見える範囲の目安はアイホールです。
アイホールとは目玉が入っている目のくぼみのこと。
そもそも目尻のアイラインは目の皮膚の切れ目を表現して、目の方向やサイズを変えることができるものなので、
この目玉を超えるアイホールを越えると、目のサイズが骨格に合わなくなってしまいます。目尻の最大をアイホールの線上と考えて、その中で収めるようにしてくださいね!
逆に、このエリアまで引いても自然に見える範囲ですので、あまり変化を感じない方は思い切りたりていないのかもしれません(自然に見せるには、この後のアイシャドウやマスカラの入れ方も重要です)
-4. 上まぶたしかひかない
下まぶたにアイラインを引くのは勇気がいりますが、
上まぶただけで終わらせてしまうと、かえって違和感が残ってしまいます。
下まぶたをセットで引くことで、目の形が上下まぶた連動して変化するので、より自然なアイメイクができますよ!
-5.目の形を無視する
アイラインで自由に目をつくれると言っても、元の目の形を無視すると違和感しか残りません。元の目のフレームからはみ出す時は、必ずそのつなぎ目に段差がでないよう埋めるようにしてくださいね!
例えは、上昇ラインだとこの三角形の部分です。
まとめ 目尻のアイラインが決まると印象も決まる!
いかがでしたでしょうか。
目尻のアイラインは様々な印象が作れます。
失敗しない一番のポイントは、
「ひと筆で引こうとしないことです」
・引く方向を決めたら
・ゆっくりと自分の目尻と向かう方向を短い線で繋ぎましょう!
今回は印象別に4つの方法をご紹介しましたので、是非試していただけると嬉しいです!
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