今年最後のアーガイルメイクインストラクター向けスキルアップ講座を開催しました。
養成スクールを卒業されたプレインストラクター、インストラクターを対象に年3回開催しています。
アーガイルメイク®︎指導のための復習と新たなスキルアップが目的です。
どんな資格でもそうだと思うのですが、一度習ってハイ終わり。ではなく、常に新しいアップデートが必要ですよね。
お医者さんだって弁護士さんだって免許とったあともバージョンアップは絶えず必要かと・・・
骨格メイク協会では、スクールを修了した後も実際に仕事をしていて出てきた疑問点を相談できたり、視野が狭まらないように新しい情報が常に入る環境をつくっています。
私自身、メイクを学んだ後、仕事としてフルメイクやレッスンをするようになって初めて、様々なケースを目の当たりにし、悩みながら今に至りました。
お一人おひとりの骨格に合わせたメイクのご提案なので、迷わない方がおかしいんです。
逆に、独立して恐れていたことは、マンネリやワンパターンに陥ってしまうこと。
どうしてもずっと同じことをしていると、徐々に視野が狭まってしまいますから。
今回は「骨格の立体感の分析」をスキルアップ!
この部分こそ、一般的なメイクインストラクターとアーガイルメイク®︎インストラクターとの決定的な違いが出る部分だからです。
お顔の骨格診断をする際、一般的には顔のパーツの配置を直線距離で測って診断するケースが多いのですが、実はそれだけでは不十分。
その理由は、この写真を見れば一目瞭然?
人それぞれお顔の奥行き(立体感)が異なるからです。
鼻の高さがわかりやすいですね?
鼻だけでなく、
例えば同じ額の長さであっても、
張り感のある(でこっぱち)の方は広く、
ペタンコの方は狭く見えます。
これは、手前にあるものは大きく、
奥にあるものは小さく見える、という錯覚が起こるためです。
お顔を分析する際には、直線距離だけではなく、
◆顔の立体感を考慮に入れる
必要があります。
さらには、
「鼻の日焼けをすると鼻が低く見える」ように
物理的な立体感はなかったとしても、
肌色が明るいところは手前に、暗いところは奥まって見えるという目の錯覚も
顔の中には起こっています。
◆肌色のムラによる目の錯覚を考慮に入れる
ことも必要なんですね。
この2点を踏まえて、実際にモデルさんのお顔をお借りして詳しーく解析しました。
私たちがメイクレッスンでお顔の骨格診断を行っているのは、ご自身のお顔を客観的に知っていただくことで、自分に必要なメイクを理解し、自宅でも毎朝プロのメイクを再現していただくためです。
アーガイルメイクインストラクターとして、分析力やそれを言葉で的確にお伝えする力は、常に向上していきたいですね!
2019年もスキルアップ講座を開催していきます!
来年からは東京と関西の2拠点で年3回のスキルアップをしていく予定です。
メンバーも10名を超えてきたので、今後は私が一方的に教えるだけでなく、それぞれがプロとしての新しい気づきをシェアできるのが理想です。
同じスキルを持っていても、着目点は人それぞれ。
各インストラクターごとに個性がもっと輝くように、来年も協会としてサポートして参ります!
(代表 齋藤麻希)