今、30代後半~40代を迎えられている方にとって、メイク=まつげ命。
「いかに、まつ毛を太くバサバサに見せるか?」という青春時代を過ごされてきた方も多いのではないでしょうか?
しかし、時代は移り変わり、令和はまつ毛もナチュラルにさりげなく、が基本。ダマのあるまつ毛はわざとらしく、痛々しく残念な印象に見えてしまいます。
結論から言うと、ダマをつくらないためには、「まつ毛の根元と毛先を分けて塗ること」です!
今回は、これまでメイクの個別指導をしてきた経験から、ダマにならない上品な目元になるための、マスカラの塗り方をご紹介します。
少しの塗り方の意識で、これまでと同じマスカラが見違えりますよ!
1.マスカラを使うとき用意するもの4選
1.マスカラ
お手持ちのマスカラで結構ですが、私のおススメはお湯で落ちるタイプ。一度固まってしまえば崩れにくく、扱いやすいです。
今回はこちらを使用します。
2.ビューラー
3.ホットビューラー
ホットビューラーはなくても構いませんが、まつ毛が上がりづらい方や時間がたつと落ちてしまいやすい方はあると便利な優秀アイテムです。
今回は、こちらを使用します。
■パナソニック まつげくるんナチュラルカールEH-SE10P
※やけどにはくれぐれも注意してくださいね。
4.手鏡
2.ダマにならないマスカラの3つの塗り方をご紹介(上まつ毛)
[基本]ダマにならず上品に仕上がるマスカラの塗り方
黒目から放射状にまつ毛を広げるのが上品な目元に見せるポイントです。
①ホットビューラーの電源をつけておく
②ビューラーをする
★ビューラーの使い方はこちらを参考にご覧ください
③マスカラを容器から取り出し、先端に溜まった液をおとす
④鏡を下げ、あごを挙げて、鏡を見降ろす姿勢をとる
⑤マスカラを横に寝かせて持つ。(ブラシの丸みがある場合は凸の方で)
まつ毛の根元にマスカラブラシの腹を当てて軽く振動させる(毛先はまだつけない)
⑥(マスカラブラシの凹の方で)すくうように根元から先端へとかしながら、放射状にまつ毛を整える
⑦ホットビューラーでまつげの根元から先端までをとかす
※やけどにはくれぐれも注意してくださいね。
[応用編1]より目をぱっちりと丸く見せる方法(一重さんにオススメ)
目をパッチリと丸く見せるには、目頭のまつ毛をしっかりと持ち上げるのがポイントです。
①~⑥ [基本]ダマにならず上品に仕上がるマスカラの塗り方と同じ
⑦マスカラブラシを目頭の角度に立てて持ち、黒目~目頭の間のまつ毛が鼻の付け根に向かうように持ち上げる
(↑右利きの場合の、左目頭の塗り方)
⑨ホットビューラーの角度を立てて持ち、黒目~目頭の間のまつげの根元から先端までをとかす
※⑧のマスカラの当て方とホットビューラーの持ち方・当て方は連動します。
(↑右利きの場合の右目頭の塗り方)
※やけどにはくれぐれも注意してくださいね。
[応用編2]より目の幅を広げる方法(お顔の側面の幅が気になる方にオススメ)
目の横幅を広げて目を大きく見せるには、目尻のまつ毛を真横に流すのがポイントです。
①~⑥ [基本]ダマにならず上品に仕上がるマスカラの塗り方と同じ
⑦マスカラブラシを目尻の角度に合わせて寝かせて持ち、目尻側のまつ毛が耳の方向に向かうようにとかす
(↑右利きの場合の、左目尻の塗り方)
(右利きの場合の、右目尻の塗り方)
⑧ホットビューラを寝かせて持ち、目尻側のまつげをとかす
※⑦のマスカラの当て方とホットビューラーの持ち方・当て方は連動します。
※やけどにはくれぐれも注意してくださいね。
3.ダマにならない下まつ毛のマスカラの塗り方をご紹介
①ホットビューラーの電源をつけておく
②マスカラを容器から取り出し、先端に溜まった液をとる
③鏡を上げ、あごを引いて、鏡を見上げる姿勢をとる
④マスカラブラシの凸の方でまつ毛の根元から毛先に向かってとかす
⑤目に高さが欲しい場合は、ホットビューラーで④と同様毛先に向かってとかす
※やけどにはくれぐれも注意してくださいね。
4.マスカラを塗るときにやらない方がいいこと4つ
-1マスカラのブラシの先端を使うこと
マスカラブラシの先端はマスカラ液が溜まっています。ダマにならないよう、均一にマスカラをのせるために、出来るだけマスカラブラシの腹の部分を寝かせて使うようにしましょう。
「下まつげはマスカラブラシの先端で」というのが一般的ですが、下まぶたこそ、ダマになってしまうと目立ってしまうので、下まつ毛もブラシを横に寝かせて塗るようにしてみてくださいね。
-2マスカラを毛先からつけてしまうこと
まつ毛が綺麗に上がらない理由の一つがマスカラ自体の重みです。マスカラを根元より先に毛先にのせてしまうと、重さで落ちやすくなります。
まずは根元だけを最初にマスカラを置くように塗り(カールした根元をマスカラ液で固定するイメ―ジ)その上で、毛先の方向に向かってまつ毛をコーティングしたり、方向を整えたりするようにしてみてください。
-3マスカラブラシをジグザグ左右に揺らして絡ませること
マスカラをしっかりと絡ませるためにマスカラブラシをジグザグと左右に激しく振ってしまう方がいらっしゃいます。これぞ、ダマの原因。まつ毛同士が絡み合い、ひじきまつ毛になってしまいます。
ご紹介したように、根元は置くように→毛先へはとかすように。
2つの工程に分けて塗るようにしてくださいね。
ー4目頭のまつ毛を塗り忘れること
目の構造上、疎かにされてしまうのが、目頭側のまつ毛です。
この部分を塗り忘れると、まつ毛が扇状に開かず、目の大きさが半減してしまいます。
特に一重で目頭側が細い方はまつ毛の上がりが目の形を左右しますので、忘れずにつけてくださいね。
まとめ マスカラの塗り方次第で上品なセパレートまつ毛は作れる
今回は「ダマにならない上品なマスカラの3つの塗り方」をご紹介しました。
ポイントは「根元と毛先を分けて塗る」こと。
年齢を重ねて、上品な印象にチェンジされて行きたい方は、マスカラの塗り方から意識を変えてみてはいかがでしょうか。
同じマスカラでも、翌朝から変化を感じていただけると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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