唇は形や大きさ、人知れず悩みが多いパーツです。
目元は頑張ってメイクをしても、唇はどうしようもないと諦めてしまっていませんか。
しかし、あの石原さとみさんだってメイクで自分の唇をデザインしているように、リップペンシルを使えば、唇も思いのもまま、なりたいように自分で作ることができるんです。
今回は
①唇が小さい
②唇が大きい
③唇が薄い、痩せてきた
④唇にメリハリがない
こちらの4つの唇の[お悩み別]に
自分の唇を活かしたリップペンシルの使い方をご紹介します!
1.リップペンシルを使うときに用意するもの4選
-1 リップペンシル
口紅の色に合わせるのではなく、唇の色と馴染みやすい色がおススメです。
今回はこちらのリップペンシルを使います。繰り出し式でありながら、削り器が付属して、細いラインがいつでも引けます。
◾REVLON カラーステイ リップライナー 101ローズ
-2 鉛筆型のコンシーラー(ペンシルコンシーラー)
唇の形を補正するために使います。
通常のコンシーラーにくらべて硬いため、細い線が引け、口周りでもよれないのでおススメです。
今回はこちらのコンシーラーの7YRミディアムライトの方を使います。
◾shuuemura カバークレヨン 7YR ミディアムライト/7YR ミディアム
-3 綿棒
リップペンシルをぼかすために使用します。はみ出した時の補正に使えます。
-4 口紅
いつもお使いのもので結構です。
※出来れば、リップブラシを使用してくださいね。
2.お悩み別リップペンシルの4つの使い方をご紹介
-1 [唇が小さい方向け]リップペンシルで自然に口を大きく見せる方法
↑ピンクの線・・リップペンシル
①唇を閉じたまま横へ引っ張る
②リップペンシルを伸ばした口の端に差す(ここが口角の端になります)
③下唇の底を短い線を書くように少しずつ書くようにつなげる(反対も同様に)
④同じく、伸ばした口の端と上唇の山をつなげる(反対も同様に)
⑤作った線と元の唇の間を塗りつぶす
⑥引いたリップラインの色をぼかすような感覚で口紅を塗る(リップブラシを使うと、なおよいです)
-2 [唇が大きい方向け]リップペンシルで口を小さく見せる方法
↑ピンクの線・・リップペンシル/オレンジの線・・ペンシルコンシーラー
①自然に唇を閉じた時に形がオーバーな部分を見つける(全体的に小さくしたい場合全体一回りが消す部分になります)
②鉛筆タイプのペンシルコンシーラーでオーバーな部分を短い線を書くように少しずつ消す
③②の線を綿棒で優しくなでるように、ぼかす
④はみ出さないように気を付けて口紅を塗る
-3 [唇が薄い・痩せてきた方向け]リップペンシルで唇を厚くふっくらタラコ唇にする方法
↑ピンクの線・・リップペンシル/オレンジの線・・ペンシルコンシーラー
①唇の山の先端が目立つ場合は、ペンシルコンシーラーで消し、綿棒でぼかす。
②唇の端から山までを短い線で丸くつなげる。
③下唇も同様に口角から唇の底に向かって丸くつなげる
④口紅を中央をたっぷり目に塗る
-4[唇にメリハリがない方向け]リップペンシルで唇を薄くすっきりした口元をつくる方法
↑ピンクの線・・リップペンシル/オレンジの線・・ペンシルコンシーラー
①リップペンシルで唇の山を高めにつくる
②ペンシルコンシーラーで口角から唇の山までのラインが反るように丸みを消す
③下唇も口角から唇の底までのラインが反るようにペンシルコンシーラーで丸みを消す
④ペンシルコンシーラーを綿棒でぼかす
⑤ペンシルコンシーラーの内側をリップペンシルで短い線を繋ぐようにまっすぐにつなげる。
⑥はみださないように口紅を塗る
3.リップペンシルを使うときにやってはいけない3つのこと
-1 唇の色から遠い色のリップペンシルを選ぶこと
リップペンシルの選び方についてです。
リップペンシルにはたくさんの色の種類がありますが、今回ご紹介した使い方では唇の形自体の補正になりますので、口紅の色ではなく、唇の色に近い色を選ばれることをお勧めします。
色の種類はベージュピンクやコーラルピンクのような色が使いやすいです。
唇に塗ったときにその部分だけが浮き立たたず、自然に元の唇の様に見える色を選んでくださいね。
-2 力を入れてリップラインひくこと
力を入れると、狙った場所からずれてしまったり、唇を痛めてしまいかねません。
点と点を結ぶ線がまっすぐなのか、丸いのか、ほんのわずかな線の違いで、仕上がったときの印象が変わります。
線を引く時は優しく、2ミリくらいの短い線をつなげてラインをつなぐようにすると、無理なく自在に形を作ることができますよ。
-3 元の唇を無視して書くこと
よく黒目の内側を真下に下したところまでを唇の幅の目安にするとよいとありますが、目と目の間が広くこのバランスに違和感を感じる場合は、元の唇を無視しすぎてしまっているのかもしれません。
日頃、口の周りにある肌の色と違う部分を「唇」と認識していると思います。
しかし、年齢を重ねるごとに輪郭がぼやけてきたり、唇がしぼんできたり、唇の色素のある範囲が狭くなってきている場合もあります。
いずれにしても、本来の唇の最大エリアを自分で知っておくとそのエリアを使って自由に印象の変化を楽しめるようになりますよ。
(1)自分の唇の最大エリアを知る方法
自分の唇の最大エリアを知るには口を閉じたまま横に引っ張ります。
このように、普段口の幅と認識している場所はグレーの幅ですが、唇を横に伸ばすと、もう一段外側(白い点)まで広がりますよね。
この幅を最大として、元の唇の山と底を繋いでいくと最も自然に大きくできます。
(2)自然にサイズを変えるリップペンシルの使い方
唇を厚くしたい場合に、元の唇の輪郭から無理に離して書いてしまうと違和感が出てきてしまいます。
使うリップペンシルの先端の半分くらいの幅が、元の唇の輪郭内に収まる感覚(ペン先半分くらいだけ輪郭からはみ出すような感覚)で書くと、自然に元の唇を活かしたラインが作れます。
反対にペンシルコンシーラーを使う場合も輪郭をペン先の半分で消すようなイメージで使ってみてください。
まとめ リップペンシルの使い方で魅力的な口元は作れる
いかがでしたでしょうか。
リップペンシルを使いこなせば、自分で好きなように理想の口元はつくれます。
ポイントはご自分の唇の範囲を知り、無理やりに大きさを変えないことです。
今回は4つのお悩み別に
-1 リップペンシルで自然に口を大きく見せる方法
-2 リップペンシルで口を小さく見せる
-3 リップペンシルで唇を厚くふっくらタラコ唇にする方法
-4 リップペンシルで唇を薄くすっきりした口元をつくる方法
リップペンシルの使い方をご紹介しました。
突然オーバーに変えるとご自分の中で違和感が生まれるので、まずは元の唇を活かしながら、理想の唇を作ってみてくださいね!