一時のボサ眉ブームは去ったものの、まだまだ太眉傾向は続いていますね。
確かに、細い眉は何となく古臭く、太眉にすればそれなりに今っぽくなる!
しかし、周りの人と同じように太眉を取り入れてみても
元々の骨格によって、
似合わない方=野暮ったくなる方が一定数いらっしゃいます。
今日は「太眉が似合わない3つの骨格タイプとおススメの眉毛」をご紹介します。
太眉に違和感を感じる方は是非読んでみてください!
1.太眉が似合わない3つのタイプ
タイプ1 顔の長さが短い方
俗に言う、丸顔か?面長か?とに分けた時に
丸顔(縦の長さよりも横幅を感じるお顔立ち)の方です。
お顔の中にある眉毛は、黒や茶やグレーなど暗い色をしていますね。
眉をはじめ、目や口などのパーツは
顔という「画用紙」を埋める「絵の具」だと考えてみてください。
絵具を使えば使うほど、画用紙には動きが出て賑やかに。
少ないほど、静かな印象になります。
一般的にメイクをすればするほど、華やかになると言われるのはそのせいです。
さて、太い眉を描くということは、縦方向の顔の余白が減っていくことになります。
それと同時に縦と反比例して、顔は横方向へとさらに広がって見えるため、
もともと「顔の横幅が広めの方は太眉が似合いづらい」と言えます。
タイプ2 目から下が長い方
1つめの話から、
反対に面長であれば太眉が似合うか?といえば、そうとは限りません。
理由は顔の中のパーツの配置です。
面長であっても
額が狭く、目と眉の間が近く、目から下が長い方は太眉が苦手。
お顔の面積に対して、
目と眉が上の方についていらっしゃる方は
眉を太くしてしまうと、
パーツの重心がより一層上に上がってしまって違和感を感じるだけでなく、
頬や顎が長く、間延びしてしまうのです。
タイプ3 額の横幅が狭い方
額の横幅が狭いかどうかを判断するのは難しいと思いますが、
頭よりもエラの部分が目立ちやすい方です。
(エラが目立たなくとも、額が狭い方もいらっしゃいます)
なぜこのタイプの方が太眉が似合いづらくなるかと言うと、
額の横幅が狭い方は必然的に
その上に乗っかる眉毛も短くしかかけません。
そこに、太い眉を描くとどうでしょうか。
太短い眉毛が出来上がります。
極端に言えば、マロみたいな感じですね。
これ自体が変というのはもちろんありますが、
問題なのは、この太短い眉毛によって、より一層顔の上半身は横に狭くなり、
結果として
上半身はさらに狭く、下半身はさらに広く膨れて見える可能性があるのです。
2.太眉が似合わない人におススメの眉毛
タイプ1 顔の長さが短い方は角度をつける
顔の横幅が広い方は単なる太眉は似合いづらいです。
もし太眉を取り入れたい場合は少しアーチを取り入れてみてください。
眉頭と眉山の高低差を作るのです。
この眉山を作ることで
眉山から顎先までの距離が伸び、
顔が縦に長く見える目の錯覚がおこります。
これだけでもお顔が痩せてすっきりと見える効果がありますよ!
タイプ2 目から下が長い方は細く
目から下が長い方は、目や眉の部分に余白が少ないという理由から
眉を太くすることを手放し、できるだけ眉を長めに書くことをおススメします。
具体的には、
眉山と眉尻を外へずらします。
目安として、眉尻は小鼻と目尻の延長線上です。
この際、タイプ1(の顔の長さが短い方)と違って
できるだけ角度はつけないようにしましょう。
角度をつけると顎先までの距離がより一層できてしまいます。
さらに、
こちらも目の錯覚になりますが、
同じ長さの線であっても
太い線の方が短く、細い線の方が長く感じる傾向にあります。
長めの眉を書くには、この錯視効果を使って、
今よりもやや細く思い切って削って見られることをおススメします。
タイプ2の方は、これだけで垢抜ける方が多いです!
(モデルさんのご協力のもと掲載させていただいております)
タイプ3 額の横幅が狭い方は細長く+角度をつける
最後に額の横幅が狭い方は、
タイプ1とタイプ2のアドバイスの掛け合わせです。
額が狭く、エラが目立ちやすいということは
顔の上半身は縦長の要素があり、
顔の下半身は横長の要素を持っているということ。
横方向にも距離を出しながら、顎先までの縦の長さを出すよう、
長めにやや角度をつけて書いてみてください。
そうすると、額は横に広がりエラに光が当たりづらく、
シェーディングなしでもすっきりと見えるはずです!
まとめ 顔の骨格によって似合う眉毛は異なる!
いかがでしたでしょうか?
太眉を取り入れてみたけれど、なんとなく違和感を感じてしまっている方は
鏡を見てお顔の形をチェックしてみてください!
ー1 お顔の長さが短い方、縦の長さより横幅を感じる方
-2 眉と目が上寄りで、目から顎先までに距離感を感じる方
-3 額が狭く、エラが目立ちやすい方
このような要素をお持ちの方は
単に眉毛を太くするだけではなく、プラスひと工夫が必要です!
流行も、お顔の形を無視すると野暮ったくなる原因になってしまいます。
微調整をしながら、自分だけのお顔にあった眉毛を見つけてくださいね!
ー関連記事ー