気になるシミ、メイクでうまく隠せない!
それはシミのタイプとメイク方法があっていないからかも?!
メイクアイテムやメイク法によっては、いつまでたってもカバーできなかったり、逆にシミを目立たせてしまったりすることもあります。
今回は長年メイクの個人指導をしてきた経験から、シミをタイプ別に捉え、それによって必要なアイテム、メイクのポイントをご紹介します。
シミが気になる方はぜひ読み進めてください!
1.シミのタイプをセルフ診断
ひとことで「シミ」といってもそのタイプは多種多様。そのタイプによって、カバーするメイクの方法が違ってきます。
まずは、ご自分のシミのタイプを知りましょう!
ここで申し上げるシミのタイプは原因別の種類という意味ではなく、見た目上、顔に対するシミの影響度です。
このシミの影響度を
広い⇔狭い
濃い⇔薄い
という2つの軸で分けて4つのタイプに分類してお伝えしていきますね。
①出来たての薄いシミ(狭いx薄い)
一つ目は出来たての薄いシミ。ある日、急に気になり始めるアレです。まだ色が薄く、他の肌に対して色の差が小さい状態のもの。
②点在するシミ(狭いx濃い)
①の色が濃くなり、他の肌に対し他の色の差が大きく目立ってきたもの。
③ 濃く連なるシミ(広いx濃い)
②が増えて帯のようにつらった状態のもの。また、ぼんやり浮かびあがる左右対称の肝斑の濃いもの。
④そばかす(広いx薄い)
若い頃からあるような薄いそばかす。また、肝斑の薄いもの。
2.タイプ別 シミをカバーするときに使うおすすめコンシーラー
①出来たての薄いシミ(狭いx薄い)
いつものファンデーション
普段ファンデーションをお使いの方はファンデーションを重ねるだけでも、薄いシミならカバーできる可能性が高いです。
コンシーラーを使用する場合は、固めの肌色に近いコンシーラーをお勧めします。
②点在するシミ(狭いx濃い)
固めの暗めのコンシーラー
点在するシミにはその部分だけにピタッと定着させることのできる固めのスティックコンシーラーがおすすめです。
色はシミが隠れるくらいの暗めの色を選びましょう。
■ベアミネラル ベアプロ フル カバレッジ コンシーラー
③ 濃く連なるシミ(広いx濃い)
固めで定着の良いコンシーラー
④そばかす(広いx薄い)
緩めの肌色に近いコンシーラーやオレンジ系のコントロールカラー
薄いそばかすであれば、しっかりカバーしてしまうよりも、肌の透明感を残す方を優先するのがおすすめです。
もし薄く見せたい場合は、緩めのコンシーラーかコントロールカラーを仕込むようにします。
■MAMEW(マミュ) コントロールリキッド-化粧下地 オレンジ 25ml
3.タイプ別 シミの消し方
①出来たての薄いシミ(狭いx薄い)
1下地を塗る
2ファンデーションをのせる(普段のベースメイクの工程でOK)
3シミの上にのみ、ファンデーションをもう一度薄くトントンと重ねる
4フェイスパウダーを重ねる
②点在するシミ(狭いx濃い)
1下地を塗る
2ファンデーションをのせる(普段のベースメイクの工程でOK)
3コンシーラーを取り、シミよりも一回り大きめにのせる
(シミがわからなくなるくらい厚めに)
4シミの周りを綿棒などで他の肌となじませる
5フェイスパウダーで蓋をする(ブラシがおすすめ)
③ 濃く連なるシミ(広いx濃い)
1下地を塗る
2コンシーラーをブラシにとり、適度な隙間を作りながらザクザクのせる
3指でその隙間を埋めるように馴染ませる
(特に気になるシミがある場合は、②-3へ進む)
(明るさが足りなければ、少量ファンデーションを乗せてもOK)
4フェイスパウダーをのせる
④そばかす(広いx薄い)
1下地を塗る
2オレンジ系コントロールカラーを広げる
3ファンデーションをのせる(普段のベースメイクの工程でOK)
4フェイスパウダーを重ねる
4.メイクでシミをカバーするときの注意点3つ
1シミのタイプを見極めること
シミを完全に消そうと思えば、黒マジックで塗りつぶせば消えます。しかしそれをしないのはあくまで自然に綺麗に見せることが重要だから。
シミのタイプを見極めることで、必要に応じてしっかりとカバーできるだけでなく、必要以上にカバーすることがなくなり透明感を損なわず自然な仕上がりを保つことが可能になります。
2シミの色と肌色の中間の色を選ぶこと
メイクでシミを消す、とは「シミを目立たなくする」という意味です。
シミを目立たなくするには、シミとそうでない部分の境目をなくすることが最重要。
肌色より暗く、シミの色に近いコンシーラーを選ぶことで、自然に馴染ませてカバーすることができます。
3シミの上を指で触りすぎないこと
コンシーラーを使用するときにやってしまいがちなのが、触りすぎて、せっかくカバーしたシミを再び浮かび上がらせてしまうことです。
シミの上はキメが浅くなっており、メイクアイテムが定着しにくくなっています。
そのため、指で必要以上に触るとすぐにヨレてしまいます。
できるだけコンシーラーブラシを使って肌に引っ掛けるように広げ、フェイスパウダーでやさしく蓋をするようにカバーをしてくださいね。
まとめ メイクでシミを消したいなら、自分のシミのタイプを知ろう!
いかがでしたでしょうか。
ー シミのタイプ(見た目の影響度)によってメイクアイテム、メイク法は変わる。
ー シミのタイプは濃⇔薄、広⇔狭の2つの軸で4タイプに分かれる。
ー 広いシミはザクザクと、狭いシミは1つずつ丁寧にカバーする。
ー シミは肌よりも濃いめのアイテムでカバーできる。
メイクでうまくシミが隠せない方は、まずご自分のシミのタイプを見極めてみてくださいね!